こんばんは。
金子マサオです。
最高で最強の既製服ぶはどこか?
価格は高いが一度は着てみたいそんなブランドの服を取り上げてみました。
<チェザレ・アットリーニ>
言わずと知れたナポリの既製服の名店。世界でここの服をモデルに研究している多くのブランドがあるくらいです。
まさに一流の作りとはどんなものかを理解したいのはわれわれも同じでしょう。
カッティング、アイロンワーク、縫製など作りの原点を頑なまでに守っていることも多くの支持者を得ている理由です。
日本ではセレクトショップ、百貨店で購入が可能。しかし、それぞれのショップでは出しているモデルが違ってくるので、試着してみること。
また、青山の骨董通り裏にチェザレ・アットリーニだけを扱うディエトロ レ クインテがあります。http://boq.jp/2017/10/dietro-le-quinte/
<キートン>
ナポリ最大の工場を持つやはり最高峰のスーツを作るメーカーです。
「世界一美しい服」を標榜してチロ・パオーネが創業しました。
創業時には、先ほどのチェザレ・アットリーニがモデリストとして、エンリコ・イザイア、カルロ・バルバラという錚々たるメンバーが集いました。
世界一美しい服は最高級の生地で仕立てられています。また、見た目だけではなく中身も凄い。
スーツやジャケットは外身とは別に、形を整えるためいろいろな副素材が使われています。その一つ一つに最高の素材を使っています。
見た目ではわからない所にも一流の拘りがあるのです。
<ブリオーニ>
メンズ初のショー形式でコレクションを発表した初めてのブランド。
ローマンスタイルを現在も守り続けているブリオーニ。熟練した職人が仕立てる服は細部まで手仕事で作られています。
ラペルの美しいロールは手仕事の為せる技。これを可能にしているのが、ラペルに八の字でステッチを入れることで完成されいます。
ハ刺しと言われる工程です。
ブリオーニの服は、これら繊細な作業をすべて手仕事でしています。
最高級の素材と最高峰の手仕事が見事融合して、ブリオーニの服かも形づくられているのです。
ブリオーニの服はナポリのアットリーニやキートンと違い、肩パットを入れていかにも男らしい服になっています。
これらメンズプレタの最高峰を着こなすにはそれ相応の覚悟(⁉︎)がいるでしょう。生半可なことでは服に負けてしまいます。
まず、高価だからと言って気持ちで圧倒されないこと。とても繊細な服なので丁寧に扱うこと。
着ていくうちに既製服の概念が壊れるほど体に馴染んできます。機会がありましたら是非お試しください。