いい歳して憧れもないんじゃない?と言われそうだけど、私はいくつになっても憧れるものがあっていいと思っている。
歳とは関係なく、物や人に憧れるのはありだと思う。
憧れと嫉妬を混同してはならない。憧れる対象にはそれなりの敬意を払うものだと思うからである。
ファッションにおいてもおしゃれでセンスがいい人に憧れる。ファッションと一言で言っても、ファッションにはいろいろな方向性があるのだ。
友人はまるで私と指向性が違う。彼はファッションの面白さをデザインに見ている。だから、シンプルでベーシックなものではない。
しかし、彼はファッションに敬意を払っているし、ファッションに対する愛が感じられるからだ。
たかがファッションと言えども侮るなかれ。
私は彼に憧れている。私にはできないファッションを当然の如くしてしまうセンス。カッコいいなあ。
もちろん憧れは人だけに限らない。モノのも憧れの対象となり得る。
われわれ50代、60代は物質文明にどっぷり浸かってしまった世代である。
モノに対して憧れがある人は多いだろう。
車や時計、ファッション。
私の場合、まだまだおしゃれでいたいと思う。もちろん60歳を過ぎてもだ。
それには憧れるファッションがあることが前提であるが、皆さんはどうであろう。
こういうファッションをしてみたいという憧れがあるか?
または憧れるおしゃれな人はいるか?
私は憧れを持つことはいいことだと思っている。
自分より一歩先や二歩先の人やモノに追いつこうとする姿勢が素敵だ。
半歩先でもいい。今の自分のファッションよりも憧れの対象に近づくよう努力することが大切である。
ファッションは持って生まれたセンスではない。後付けのセンスで十分だ。
あなたも半歩先行くおしゃれな人になってみよう。