50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代がファッションを学ぶべき具体的方法とは?

 

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ファッションセンスを磨いてお洒落になる。
お洒落な人はどんな方法でお洒落になったのだろう。


お洒落な人の中にはコレクター的な人、ミニマルな人、その中間くらいの人などファッションの持ち物だけでも違いがある。


コレクターは靴100。スーツ150着。なんて具合に圧倒的な数を誇っている。もちろんアイテム一つ一つは高価な物やレアなものが多い。


対極にはミニマリスト。必要最小限の持ち物しか持たない。お気に入りのワードローブを丁寧に扱うことで服の寿命を長くしている。
多くの物を買わないので、クローゼットはスッキリしている。


50代60代のわれわれはこんな人たちとは違いポリシーなき衝動買いの連続だったのだろう。所狭しと並んだ服は何の統一感もない。


こんな状況から脱出してお洒落になるには、正しい方法で対処はなくてはならない。

 


①正しい服を買う場所を学ぶ
50代60代にとっての服選びは簡単にはいかない。目指しているアイテムが置かれているショップが限られているからだ。


百貨店を除くと以下のような状況のラインナップになる。


ビームズ
ストラスブルゴ
バーニーズニューヨーク
トゥモローランド
銀座和光


伊勢丹メンズ 、阪急メンズ はファッショナブルなアイテムが揃う。しかし、規模が大きすぎて迷ってしまう。それを考えると、上記2店舗は除ざるを得ない。


ビームズ:セレクトショップ。サイズ展開が豊富なのがいい。できるならば、丸の内か六本木ミッドタウン店をお勧めする。


ストラスブルゴ
5店舗の中で最も新しいショップ。人気のブランド、ラルディーニとエドワードグリーンが豊富にある。


バーニーズニューヨーク
大人のためのセレクトショップ。海外デザイナー物からオーセンティックなアイテムまで広範囲に揃う。


トゥモローランド
ここのニットは秀逸。海外有名ブランドに匹敵するものを提供している。若干タイトめだが、質の良いアイテムが揃う。


銀座和光
この中で最も歴史あるショップと言えよう。オリジナルのオーダーメイドから既製服までラインナップ。ゆったりとした空間が魅力的である。

 

 


②体に合う服はどんなものかを学ぶ
買う場所が決まったならば、買うアイテムの選び方を学んでほしい。今まで何度も言っているように「サイズ感」があっていればカッコよく服が着られる。


サイズの合わせ方は肩幅を合わせ、前見頃、身丈、袖丈と合わせていく。肩が大きく落ちていたり、逆に狭く息苦しかったりではサイズが合っていないと言える。

 


ジャストフィットする既製服を探すことが大命題である。ここまでたどり着ければ8割は峠を越えたと思っていい。

 


③組み合わせ(コーディネート)を学ぶ
ワントーンコーデ、ワントーン+一色、三色の法則。


ワントーンコーデは同系色の色を組み合わせコーディネート。例えばネイビー〜ブルー〜サックスを使って同系色でまとめる。余分な色が入らない分、難しさは軽減される。


ワントーン+一色
上記の色にプラス一色を加えたコーディネート。例えば、ネイビー〜ブルー〜ブラウンという組み合わせ。


3色の法則
最大色数を3色にするコーディネート。色バランスが取りやすいがこのコーデのポイントだ。ネイビー〜ブラウン〜白。

 


④アイテムの組み合わせ方を学ぶ
コーディネートには色の他にアイテム同士の組み合わせがある。何と何を組み合わせれば、全体のバランスがよくなるかを学んでほしい。


ジャケット+ドレスシャツ+ウールパンツ+ネクタイ。
ジャケット+タートルネック+デニム。
ジャケット+カジュアルシャツ+コットンパンツ。


ジャケットを中心に考えるとこんな風な組み合わせができる。

 


⑤靴、バッグの選び方
黒革靴は必須。次にブラウン。黒の靴ならば、ベルトも黒で統一すること。


できればバッグも色を統一させたいが無理にとは言わない。

 


大まかに書いたけれど、こんなことを常に考えつつ、実践の試着を繰り返すこと。また、姿見に今日のコーディネートを映して、自らの着こなしはバランスが取れているかどうかをチェックすること。

 

以上