50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

私がなぜ正統派の装いにこだわりを持っているのか?

 

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こんにちは。

スタイリストの金子マサオです。


昨日は名品シューメーカーを取り上げてみました。いかがでしたでしょうか?


高価でなかなか手の出ないものですが、これら名品を知って、実際に見る機会があれば、是非とも手にとってみてください。


人が作り出した絶品だという認識ができることとと思います。

きっと今後の装いに何らかの形で活かすことができるでしょう。


これはご紹介した靴が伝統的なファッションに根ざしているからなのです。


さて、このHPにも謳ってあるように、私はやたらと「正統派」「オーセンティック」「本物」というワードを使ってブログを書いています。


世の中には多くの偽物、正統派とは真逆の異端なものが蔓延しています。

服で言えばコピー商品。

そんな中から本当に良いもの、本物を見つけ出さなけれなりません。


それには審美眼を養うためにも本物を知ること、学ぶことが大切になってくるのです。


世の中はカジュアル化の流れが来ていて、ファッションが簡略化されています。

カジュアル化が悪いという訳ではありませんが、基本的な装いがわかっていないのに単に着崩す、カジュアルにするというのと、基本が分かった上で着こなすカジュアルスタイルは全く別物です。


ビジネススタイルにカジュアル的な要素を取り込んで、スーツにスニーカーやリュックを合わせるのは着こなしは上級編。


でも、大人がするには「ちょっとおかしい⁈」という着方も有りになっているのが現状です。


2WAYのビジネスバッグをスーツに斜め掛けしたら、上着も斜めを向いて肩が抜けてしまいます。本人はそれでも一向に平気なよう。

スーツが合ってないことや、2WAYのしビジネスバッグだからといって斜め掛けする事も正統派ファッションにはあり得ないことです。

服の着方の基礎を知っていれば、こういうことはない。


こんな事を何故ここまでしつこく言うのか?

理由は簡単です。きちんとした着こなしができていないと、いざという時困るからです。


だからこそ、「スーツ」や「革靴」など良いものを見る目を養い、多くの経営者、個人事業者にはまず覚えてもらいたいのです。


私が思うにまだ8割の人がビジネススーツでさえ端正な佇まいで(ここがポイントです!)着こなせていません。

端正にというのは、スーツを着ることでその人に威厳さが溢れたり、流麗でより輝いて見えること。一言で言うと、スタイリッシュであることです。


端正なビジネススタイルは皆さんのビジネスを一歩でも二歩でも前に進めるように後押ししてくれるような装いなのです。


服はその人を輝かせてくれます。

スタイリッシュに着こなせたスーツは、皆さんの仕事を効率よく回し、相手からの信頼を獲得できる絶対的なツールとなります。


スーツの上着のサイズ感が分かれば、自ずとジャケットも同じように理解できます。


スーツのスラックスのサイズ感、見た目のいい長さが分かれば、コットンパンツの合うイメージが想像できます。


これまでのことを簡単にまとめると、


◉着こなしの基本を身に付ける。

◉何が正統派ファッションなのかを知る。

◉審美眼を養う。

◉端正なファッション➡︎柔らかいファッション(カジュアル)。


退屈かもしれないのですが、まずは基本を押さえてください。

ファッションの楽しさをより実感できるようになりますよ。