スタイリストの金子マサオです。
11月も半分まで来てしまいました。イルミネーションの灯りがそのかしこで輝いて見えます。
みなさんはクリスマスシーズンのご予定はお決まりでしょうか?
12月に入ると軒並みクリスマスパーティーやら忘年会やらで慌ただしくなりますね。忘年会ならまだしもパーティーとなると着ていくものを考えてしまうでしょう。
結婚式の披露宴や二次会の時と同じ悩みを抱えることになるはず。
そういう方のために簡単にわかるドレスコードをお教えします。
ところで「ドレスコード」の意味を知っっていますか?
端的に言うと、服飾規定。ちょっとわかりづらいですね。
パーティーやレストランなどの場面において、この場で当たり前だとされる服装ルールのことです。
このドレスコード、われわれには馴染みが薄いせいか理解しにくいところがあります。ましてや服装や着こなしにあまり詳しくないなら尚更ですよね。
それでは本題に入ります。
最近は服装のカジュアル化が進み、スーツの需要が減っているとか言われています。
一般的には正装から順にカジュアルなものへと流れるのですが、ここでは順序を逆にして説明していきます。
●スマートカジュアル
ジャケット、チノパン、ノーネクタイ可。
まるでクールビズのよう。ジャケパンスタイルでいいのです。
●カジュアルエレガンス
ダークスーツ。
●スマートエレガンス
ダークスーツ
いわゆるスーツはフォーマルに準じないので注意してください。スーツはあくまでビジネス上の装いになります。
このあと、略礼服、セミフォーマル、フォーマルと続きます。
あまり機会のない装いだと思われますが、結婚式の新郎はタキシードを着ます。ご経験のある方もいらっしゃるでしょう。
タキシードも着る機会がほとんどない人が多いので、ドレスコードで覚えていて欲しいのは、取り敢えずスマートエレガンスまでで良いでしょう。
ただダークスーツだからと言ってビジネス色バリバリの着こなしではなく、ポケットチーフを入れたり、靴は踵の減っていない磨き上げられたは黒靴を履いたり、シャツはダブルカフスにしたりといつもとちょっと違う何かをプラスしてみてください。
たとえ短い時間でも、日常から離れてみるのもいいのではないでしょうか。
いつもと違う時間を過ごすことで、逆に日常にメリハリがつきますよ。