何事でもそうであるが、目的・目標があって初めて実行に移せるものだ。やみくもに物事を進めても、何処に行くのかさえ定まらなければ、まるで違った方向に進んでしまうことだってある。
お洒落を学ぶのも同じことが言える。
お洒落になる目的は何なのか?
どんなお洒落な人になりたいのか?
目的。
もしかして自分はお洒落が苦手だから、「ダサい」人と思われているかもしれない。また、どうやってお洒落な人になれる方法がわからない。こんなふうに自覚があれば「目的」は明確になる。
例えば会社経営者ならば、取引先、社員あるいは家族にもっと自分を認めてもらいたい。威厳を持ちたい。リーダーシップを発揮したい。
具体的にはこんなものだろうか。外見(見た目)はあなたが思っている以上に周りに影響を与える。
人の受け取り方は結構単純だ。周りの人が徐々に認め出すと、それに従う人が多くなっていく。お洒落なあなたを見縊(みくび)る人は少ないだろう。外見だけでも隙を見せなければ、他者は不思議と納得してしまうものなのだ。
威厳が生まれ。リーダーシップを発揮するという目的はわかった。あとは目標に向かって実行するだけだ。
ただ困るのは投げやりな人や無自覚な人だ。50過ぎて今更と思っている人もいるだろうし、自覚がないから自分が「ダサい」と気づかない人もいる。
こういう人に対してはお洒落をすることのメリットを啓蒙していくしかないと思っている。
目標。
対前年比130%を掲げたあなたは自信に満ちた行動を取れるだろうか。
外見から発するエネルギーは、思考を活性化し実行力を強化する。
衣服を整えると信頼感が生まれ、何物にも変えがたい人間関係を円滑にするきっかけを作ってくれる。
お洒落な人になることを単に自己満足で終わらせるのはもったいない。お洒落を能動的に捉えれば道が開けることだってあるのだ。
お洒落な人になるための目的・目標を今一度考えてみることをお勧めする。