年を重ねたあなたが一からファッションをやり直すならば、揃えるアイテムはそれなりにあります。
サイズ感の合わない今までの服と新調した服を着回すことは論外。確実にコーディネートが乱れてしまいます。
折角ファッションを矯正しているのに、使ってもいない服をもってきたり、何十年と使い古しの服をもってきてもコーディネートができるわけはありません。
はじめのステップを勘違いしてしまうと、なかなか上達しないうちに諦めてしまうことになります。
テレビ番組のパパ改造計画ではないので、一朝一夕でファッションが上達することは期待しないでもらいたい。
まず、しっかりと新しいファッションに変えるためのアイテムを揃えていくことです。
その揃え方にもルールがあって、スーツならばシャツから揃えていきます。
理由は簡単なことで、体にあったシャツの上に上着を着るので、シャツのサイズが合っていないと上着のサイズも合わせられないからです。
ダボダボのシャツに合わせる上着は必然と大きくなってしまいます。これだとジャストサイズのスーツではなくなってしまいます。
あくまでカッコよくスーツを着たいならば、迷わずスーツからではなく、シャツから選んでいくべきです。
次にスーツそのものを選びましょう。上着とセットになっているのが一般的スーツですが、上下でサイズの違いが出てから場合があります。
上着は48。パンツは50。どうすればいいでしょう。48サイズを購入して、パンツのウエストを出す。逆に50上着を買って調整する。
できることならば、上着をいじらすにパンツだけで解決する方がいいのです。それでもサイズが合わなければ、そのスーツを諦めて他のメーカーを探すか形違いのものを探すかでしょう。
シャツ、スーツ、次は靴です。靴は順番が後回しになってしまいますが、とても大切なアイテムです。
順序に関係なく靴にはお金を掛けてください。極端な例かもしれませんが、いい靴を履いていると、お安いスーツを着ていても様に見えます。
靴はスーツと同じくらいの予算を組んでもいいくらいです。
ネクタイはシャツの色、靴の色、上着の色のどれか一色を選んで決めます。
たとえば、グレイのスーツにシャツは白、靴は茶色。ネクタイは茶系ものものが合いやすい。となるわけです。
整理しておきましょう。
1.シャツ
2.スーツ
3.靴
4.ネクタイ
5.その他小物類
以上です。
選び方にもちゃんとした理屈があるわけです。
またジャケパンスタイルでは、インナーとジャケットはどちらが先でもOK。但しインナーにシャツを着る場合はシャツが一番目です。パンツ、靴の順です。
ジャケパンスタイルはインナーにシャツだけでなくニット、Tシャツなどを合わせることができます。その時はインナー、ジャケットどちらを優先しても大丈夫です。