こんにちは。金子マサオです。
みなさんパンツ、スラックスを買う時、裾上げをしてもらうと思います。
ショップスタッフが丁寧に提案してくれても自分の好みの長さにしてもらうことってありませんか？
またはショップスタッフの理解が乏しくて長さが変になってしまったことはありませんか？
どちらも知識不足が招いたことです。
裾が長すぎて野暮ったく見えるボトムス。
ここでしっかりしたファッションの知識を学んでください。
ボトムスの丈の長さはパンツ（またはスラックス。表記をパンツに統一します）の裾幅に影響されます。
裾幅が細いボトムスの長さは短くてもいいのですが、裾幅が太いパンツでは短過ぎると見た目が悪くなってしまいます。
これはよく見ることで、昔の小さくなってしまったサイズのパンツを未だに履いているような貧乏臭く映ってしまいます。
逆に長過ぎると、加齢してしまったかのように年寄り臭くなります。
こんな悪いイメージにならないように適正な長さの裾丈にしましょう。
基準にするのは靴の踵です。
裾丈を靴の踵、ソールが全部隠れるくらいとすると、前は折り目が一つ入るくらいになります。これがワンクッションです。
折り目が二つ入る（ツークッション）のはやめます。
私が一番お勧めするのは、ハーフクッションです。前の方の折り目がワンクッションに比べて半分くらいのものがハーフクッションです。
裾がぎりぎり靴の甲に着くくらいの長さ。
裾幅が細いのでノークッションでもキマります。
さらに短く取るのがノークッションです。長さは足首下くらいです。
もっとも短いのはアンクル丈。この長さになると補正して切るというよりも形としてこの長さの商品があります。
いかがでしょうか。少しはボトムスの裾丈の長さが分かりましたか？
適切な長さのボトムスを履いていると足長効果がありますので、簡単に済ませることなく慎重にショップスタッフに伝えてください。
