年齢を重ねると変わることが面倒臭くなる。なるべく今のままでいいやと思ってしまう。
ファッションも同じようで、面倒だと思えば、イケでないそのままの状態が続く。
だが、一旦「このままでいいのか?」「自分の外見はどうなのだろう?」という疑問が頭を過ぎると、その時からファッションに対して前向きになることができる。
疑問を持つことは変化を受け入れる要素となる。ならばこと時点で一気にファッションを学ぶべきだ。あれこれと迷わずやれることをやる。
例えば、もう少し体重が減ってスリムになってからやる。もう少し考えてからやる。
こんなことを言っているようでは一生かかってもやることはない。それって現状維持、ダサいままなのかもしれない。
「スリムになってからファッションを変えてみる。」と言っても、いつまでに体重を減らせるのか。スリムになるほうが難しいと思うのだが。
ただスリムになることとファッションを変えることに共通しているのは変化後の対応である。
変えた後を持続させることが一番大切だ。
テレビ番組の「パパのファッション改造」コーナーで、カッコいいパパになることはできる。難しいのはこれを維持していくことである。
一過性のファッション改造では意味がない。自分のファッションをレベルアップするには自分自身で考えることができるようにならなければならない。
体重だってせっかく減らしたのにリバウンドしてしまってはダイエットの意味がない。
同じようにファッションも放って置くと必ず元に戻る。根本は自分がお洒落の基本を身につけられているかどうかだ。
ファッション初心者は一つ目のハードルを越えられるかどうかにかかっている。
一夜限りのファッション改造ではなく、常にお洒落であることを持続させるには正しいやり方でファッションを学んでいくしかない。
50代60代と後が少ない人ほどファッションを変えたいならば、真剣に取り組まなくてはならない。
ファッション改造は派手に見えてもやることは地味なことの積み重ねだ。
先日書いた「ファッションを手に入れるための方法」を実践してもらえれば、絶対にあなたのファッションは変わる。