50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代、ファッションの取り巻く環境を知るということ

 

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セールが収束し(終わってないけど、実質終わっている)、明日以降、喧騒はなくなるだろうか。ショップのハンガーラックも寂しくなってきた。


ショップは面白味がない。こんな時こそクローゼットの見直しをしてみるには最適だ。


今までに溜め込んだ服を処分する。処分が嫌ならメルカリなりラクマなりに売りに出す。


50代60代になってもしや30歳くらいの遺物を持っている人もいるんじゃないの?


そんなことやっているからダサままなのだ。


ハッキリ言って昔から変わらぬ服、似たような服を着ていることがダメダメなんだ。


オッサン、ジジイがジジイ服を着るからダサくなる。年以上のジジイに見られる。


どこに行けばカッコ良くなれる服があるかを知ること。知らなければ先には進めない。


年齢がいくとお仕立て券という贈り物が来る場人もいるだろう。これは百貨店のオーダーのお仕立て券であることがほとんど。


さて、百貨店での買い物はお勧めしていなかった。百貨店のお仕立てではカッコよくなれない。なぜか? 日本的な独特の古さが感じられるからだ。


スーツの聖地イギリスでも歴史ととも現代の仕様になっているけれど、こちらではできていない。


これはオーダースーツに限ったことではなく既製服でも同じである。


みなさんはあまり関心があるかどうかわからないが、アパレル産業は今瀕死の状態なのだ。


特に百貨店で商売をしてきた大手アパレルメーカーが低迷している。


今アパレルの舞台は百貨店から離れている。EC(ネット通販)が伸びていて近い将来、リアルとネットが逆転する可能性もある。


多分に作り手側より消費者が利口になったのだと思う。


シーズンインにプロパー(セール前の価格)で買うことの意味をどこまで正当化できるのか。


「どうせセールで安くなるじゃん」と、アパレル産業の戦略がバレた今、われわれはもっと賢く接することもできる。


だから一着の服を買うことを簡単に考えてはいけない。


それが本当に必要なものなのかを自問すること。また、50代60代のわれわれが買ってもダサくならないショップを選ぶこと。服に纏わる様々なことを情報としてキャッチすること。ファッションは流行だけでない。ファッションは服の仕様だけでもない。


ファッションを見つめると社会情勢も垣間見える。ファッションに触れることによって、ライフスタイルを築く一助にすることができるのだ。