多くの芸能人の中にはお洒落な人がいます。
そんな中、われわれ50代60代が見習うべきタレントさんは、中井貴一さん、峰竜太さんちょっと年齢が下になりますが、武田修宏さんです。
年齢も近く何しろ御三方はメディアに登場する時、自前の服でコーディネートしています。
多くのお洒落芸能人の中でも、自前の服で番組に出るひとはなかなかいません。
ウェルドレッサーとして有名な堺正章さんでさえ専属の有名スタイリストが付いて、服を用意しめくれています。
スタイリストが付いているからダメだとは言いませんが、できればお手本にしたいのはご自身でスタイリングをしている人。
なぜなら、プロのスタイリストがやるコーディネートは、玄人ウケするファッションになって難しいからです。
最終目標は、中井さん、峰さん、武田さんのようにすべてをご自身でコーディネートできるようになることです。
彼らの着こなしの参考になるところは多々ありますが、中でもジャケットの着こなしを見ていただきたい。
スーツもそんなに簡単なわけではないけれど、ジャケットを着るのは苦手という人が多いようです。
上下が違う色、柄、素材をどう組み合わせるかというところが少し厄介なのかもしれませんね。
そんなコーディネートもパターン化すればいいのです。この色のジャケットにはこのボトムス。この柄のジャケットにはこのシャツ。
パターン化できるものはどんどんしていく。考える作業を極力少なくするのがジャケットスタイルのコツです。
ファッションにはコーディネートを考える面白さは確かにあります。
私もその楽しさに取り憑かれました。上記の御三方も同じだと思います。
しかし、ファッション初心者の方はコーディネートを楽しむ余裕がないかもしれませんね。
だからこそコーディネートのパターン化が必要なのです。
彼らの着こなしを丹念に見ていくと明らかにそれぞれの好みが現れています。個性です。
同じように見えてもその中人なりの着こなしができていれば、それが個性となって表れます。
パターン化をしていくうちに段々と広がり、その中で最も得意な組み合わせが個性の芽生えとなる可能性があるのです。
多くを見るよりもポイントを絞って参考にした方が成果が上がります。
例えば、「私は中井貴一さんを見習う」と決めれば、彼のスタイルを徹底的に研究してみる。
こんなことでもファッションセンスらかなり鍛えられることになります。