クリスマス前の日曜日は雨にもかかわらず、人の出が多かった。
年明けのSALEの下見なのか、新年を新調した服で迎えたいのかメンズショップも賑わっていた。
他人がどんな服装をしていたとしても多くの人にとっては関係ないことだろうが、私にはこれらを見逃すことができない。
ここは某有名セレクトショップ。こんなにもたくさんのイマイチお父さんやイマニオジサンがいるものかと驚きだ。
お洒落上級者になれと言っているわけではない。少しでもダサさから抜け出しカッコイイ大人の着こなしができないものかと嘆かわしくなる。
よれたシャツにセーター。その上にダウンジャケット。
トップスはセーターとダウン。ボトムスはブーツカットのデニム、ニューバランスのスニーカーを履いていた。
それぞれのアイテムは悪くない、とも言えないけれど、これらのアイテムならせめて普通に着こなすことはできるのに、シャツがクシャクシャで、デニムがイマドキじやないだけでもうダメ。
ちょうど私がショップを訪れた時は10組くらいの人がいた。その中でジャケットを着ている人は皆無だった。
休日のカジュアルスタイルにはお洒落度が増すジャケパンスタイルがいいということは何度も言ってきた。いないんだなあ、これが。
ショッピングモールなどは車で行くことが多いだろうから、そんなに厚着をしてさなくてもいい。
軽くジャケットを羽織るだけでどんなに見栄えがいいことか。
皆さんは、ジャケット=仕事着というイメージが強いのだろうか? ジャケットを軽く着こなせれば、コーディネートに困ることは少なくなるし、カッコよく見えるのだ。
ジャケットの下はなんでもいい。カジュアルシャツ、タートルセーター、クルーネックのセーターなどバリエーションは豊富だ。
昨日のような寒い日はジャケットの下にタートルをコーデ。それでも寒いならばダウンベストやコートを引っ掛けるのがベスト。
タートル、ジャケット、スエードのハーフコート。
スポーツミックスがトレンドだというけれど、大人は黙ってジャケットを着る!