50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代はこのブランドを狙え!

折角紹介するのに知っているブランドがないっていう人もいるでしょう。


ここに上げたのは、所謂メジャー級なハイブランドではなく、専門にアイテムを作っているブランドだったり、小さいけれどとてもいいもの作りをしているメーカーだったりします。


私が推薦するのは、メーカーの創作ポリシーが伝っているようなもの作りをしているブランドです。


また中には高額のものもあるのですが、それはちょっとした情報として持っておいてください。ファッション談義の小ネタになりますから。

 

 

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鎌倉シャツカジュアル137  メイド・イン・イタリー。
鎌倉シャツ メイド・イン・イタリーの137ナポリスーツ。ナポリシャツなど。リーズナブルなイタリー製アイテムが揃う。ジャケット類は裏地なしでさらっと羽織れるアンコン仕上げ。
https://shop.shirt.co.jp/shop/e/em134/

 

 

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ヘンダーソン(Henderson)のスニーカー。
ミラノでの評判もいいということです。履いた感触はとても良い。作りがしっかりしていて丈夫です。レザースニーカーとしては決して安いとは言えないのですが…。
https://precious.jp/articles/-/2636

 

 

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カミーユ・フォルネの財布。
高級時計ベルトを供給しているブランドとして有名だが、他の皮革製品も多彩だ。バッグ、財布、アクセサリーなど。中でも財布はイケてる。某メゾン系ブランドよりお洒落だ。
https://www.cfjapon.co.jp/products/detail/412


 

50代60代、ファッションのパワーを信じてみる‼︎

スーツを着ると身が引き締まるとよく言われる。スーツ姿に憧れる女性も

いる。ただ漫然と服を着ている人はとても勿体ないことをしていると思う。


なぜなら、ファッションを取り入れること、服を着ることによって、得られるメリットは大きいからだ。

 

われわれは服の持てる力、ファッションの力(POWER)をもっと利用すれば、正の(プラスアルファの)ループを作れるようになる。


周囲から注目されるようになる。

自信がつく。

ますますお洒落に気を使う。

周囲から絶賛される。

いっそう自信がつく。


小さい子供(孫など)などに褒められることはあっても、50、60のいい大人が大人から褒められるということ自体奇跡に近いだろう。


服を整えるだけで、お洒落をするだけでこんな美味しいことを享受できるのだ。


但し、お洒落をすると言っても、自分勝手なものでは誰からも注目されない。逆に引かれてしまうことも大いにある。


50代60代が好感の持たれるファッションとは清潔感がありシンプルなもの。

 

 

素朴さの中にキリッと引き締まる着こなしが大人には必要である。また洒落た装いは優美さや端正さを醸し出す。


やはり50代60代が優美であるためにはスーツやジャケットを着ることだ。もっとカジュアルな着こなしもあるか、カッコよさは出せても美しさを出すのは難しい。


「美しい」着こなしは女性ファッションだけのものではない。男も美しく着こなすことはいくらでもできる。

 

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上の写真は体格のいい2人の大人の着こなしである。全く持ってシンプルそのものだ。それでも優美さが醸し出されている。これがわれわれ50代60代の目指すべきスタイルである。

 

この写真を見て「な〜んだ。簡単じゃん。ちょっと面白味がないなぁ」と思われた人。これからもっとファッションを学んでいと写真のスタイルが高度な着こなしであることがわかるようになるだろう。

 

着こなし、スタイルを作るということはシンプルにするほど難しいのだ。ミニマルとはちょっとニュアンスが違うが、削ぎ落としてギリギリのところで持ち堪える。そんなスタイルを確立させていきたい。

 

スタイルができたなら、即実践だ。自分一人でファッションを見ていても始まらない。人に会って相手の反応を確かめる。相手の視線が自分をどう捉えているか。

 

好感が持たれたか。そうでなかったか。修正しながら自分自身のスタイルを作っていけばいい。

 

ファッションのPOWERを信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

50代60代はユニクロに逃げるな!

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ユニクロは「国民服」となった。
どの世代にも愛される服となった。


ただユニクロを着ることとわれわれ50代60代の目指しているファッションとは違う。


それは服でお洒落を楽しんだりするだけではなく、気持ちを上げたり、ビジネスで活用したりと、ファッションをライフスタイルの中に取り込み強力なツールとして捉えているからだ。


ユニクロはある意味万能薬に似ている。すべてに満遍なく効く。広く浅くだ。


一方、50代60代のわれわれのファッションは万能でなくてもいい。ある一点に集中して効けばいい。


シチュエーションごと、置かれている立場ごとに使い分けできるファッションが必要なのだ。


ファッションで何かを変えたい、ファッションのPOWERを使って物事を進めていきたい。だから時と場合によってファッションは変わってくる。


TPOに応じたファッションがある。スーツであったり、少しカジュアル目のジャケパンであったり。

 


今、ユニクロで揃わない服はないと思う。ビジネススーツも出しているし、ドレスシャツもある。ネクタイもあるし、靴もベルトもある。


流石に「国民服」。


もちろんカジュアルはお手のもの。デニム、クロップドパンツからスウェットまで多彩だ。


ただ50代60代のお洒落初心者はユニクロオンリーのコーディネートは難しいのが真実である。


前から言っていることだけれど、ユニクロでお洒落に決めるられるのはファッション中級者以上だ。

 

安価に揃うから。そこそこに見えるからという理由でユニクロを使ってはいけない。


ユニクロは便利だと思う。あそこに行けば、すべての服が揃えられる。


誰でもがそこそこに着られるということは、お洒落に着こなすにはそれ相応のテクニックが必要になるということでもある。


われわれはそこそこ似合う服を探しているわけでない。限りなく完璧に近い装いのための服を探している。着こなしをしていく。


それこそ厳選されたファッション、服なのである。

 


 

50代60代は、明らかに40代とは違うファッションにたどり着く。

私の40代のファッションを一言でいうと「煌びやかなファッション」となるだろう。


わかりづらければ下の写真を見て貰えばわかると思う。

 

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タートルセーター、ジャケット共にエルメス。パンツPT 01。ダブルモンクストラップの靴ジョンロブ。時計ジャガールクルト。

 


煌びやかというくらいだから服にかける金額もやたらに多かった(😂)。


まだ靴屋だった頃のベルルッティフランクミュラーの時計。なんか煌びやかを通り越して「嫌味」に感じるかもしれないと、妻に言われた。


そんなファッション、普通の人にはとても参考になるようなものではない。もう完全なファッション人間。


ファッションを生業としている業界やスタイリストそのまんまのファッションだったと思う。


だってエルメスのショップで、「ショーから出てきたよう」と褒め言葉(お上手だろうけど)を頂いた。


その時、上から下までエルメスで固めていたからだ。40代のファッション、嫌味ついで書くと。イエローのタートル。チャコールグレーのジャケット。ネイビーのパンツ。靴はその当時入手困難だったハイキングというブーツ。これだけ完璧にエルメスしてれば、ショップスタッフは喜んで当たり前。お上手だって言いたくなるだろう。


こんな40代のファッションと50代60代のファッションは明らかに違う。


まずはブランド物のアイテムがほぼ消えた。残っているのは靴一足とスーツだけ。あとは断捨離した。もちろんエルメスのアイテムも。


50代になってブランド物を着ていることに恥ずかしさが出てきた。また「ブランド物をある程度纏ったからいいや」という気持ちもある。


ファッションはお金をかければお洒落になるわけではないことはわかっていた。それなのにその実践が40代ではできていなかった。


50代60代のファッションはシンプルなもの素朴なものでいい。煌びやかでなくてもいくらでもお洒落はできる。


だからと言って、高級な商品をすべて否定するつもりはない。高級なものにはそれなりの価値がある。


ただ40代の私のようにすべてを高級なもので固めることはないのだ。これは翻るとすべてをユニクロで纏めていることに似ている。


リーズナブルなものと高級なもののバランスを考えることが50代60代のファッションに必要なことである。


私のようなファッションの変遷を通らなくても50代60代ならではのお洒落は可能だ。


また話はファッションを学ぶことに戻ってしまうが、学ぶことによって得られるものは大きい。


ファッションを学ぶということを受け入れるのは、50代60代では少々違和感があるかもしれないが理解してほしい。


なるべく失敗しない方法で慎重にアイテムを厳選する。これを行なっていけば50代60台のファッションは決してブレない。

50代60代、変化を嫌がらず柔軟に対応しよう。

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年齢を重ねると変わることが面倒臭くなる。なるべく今のままでいいやと思ってしまう。


ファッションも同じようで、面倒だと思えば、イケでないそのままの状態が続く。


だが、一旦「このままでいいのか?」「自分の外見はどうなのだろう?」という疑問が頭を過ぎると、その時からファッションに対して前向きになることができる。


疑問を持つことは変化を受け入れる要素となる。ならばこと時点で一気にファッションを学ぶべきだ。あれこれと迷わずやれることをやる。


例えば、もう少し体重が減ってスリムになってからやる。もう少し考えてからやる。


こんなことを言っているようでは一生かかってもやることはない。それって現状維持、ダサいままなのかもしれない。


「スリムになってからファッションを変えてみる。」と言っても、いつまでに体重を減らせるのか。スリムになるほうが難しいと思うのだが。

 


ただスリムになることとファッションを変えることに共通しているのは変化後の対応である。


変えた後を持続させることが一番大切だ。


テレビ番組の「パパのファッション改造」コーナーで、カッコいいパパになることはできる。難しいのはこれを維持していくことである。


一過性のファッション改造では意味がない。自分のファッションをレベルアップするには自分自身で考えることができるようにならなければならない。


体重だってせっかく減らしたのにリバウンドしてしまってはダイエットの意味がない。


同じようにファッションも放って置くと必ず元に戻る。根本は自分がお洒落の基本を身につけられているかどうかだ。


ファッション初心者は一つ目のハードルを越えられるかどうかにかかっている。


一夜限りのファッション改造ではなく、常にお洒落であることを持続させるには正しいやり方でファッションを学んでいくしかない。


50代60代と後が少ない人ほどファッションを変えたいならば、真剣に取り組まなくてはならない。


ファッション改造は派手に見えてもやることは地味なことの積み重ねだ。

 

先日書いた「ファッションを手に入れるための方法」を実践してもらえれば、絶対にあなたのファッションは変わる。

 

 

50代60代、カッコいい大人への再デビュー。

 

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20代から40代をファッションとは無関係に過ごしてきた人が50代60代でお洒落再デビューをする。


素晴らしいことですね。ファッションに関心を持ち、こんな歳になったからなんて諦めないで、自ら進んで果敢にチャレンジするのはカッコいいこと。


もうこの時点でお洒落になることを約束されたのも同然です。


あとは地道にファッションを学んでいくことです。学ぶということは知識を得ることと実践の中で、失敗しながらでもトライしていく。

 


再デビューにあたって、これだけやれれば失敗しないことを挙げてみました。参考にしてください。


自分を知る。(内面)

いつまでにお洒落になっていたいのか?
どこで? 今ここで。
誰のため?  自分のため。他人のため。
お洒落になってどうしたいか? 目標。
なぜお洒落になりたいのか? 理由。
どんなふうにお洒落になりたいのか? 方法。


外見
自分のサイズを把握する。
体型を理解する。


服を知る。
サイズを合わせる。
基本的な素材の知識。
色を選ぶ。


着こなし方。
スーツの選び方、着こなし方。
ジャケットの選び方、着こなし方。
パンツの選び方、着こなし方。
ジャケット+パンツスタイルの着こなし方。


小物類の選び方
ネクタイ

ベルト
靴下
ポケットチーフ


小物類の使い方。


ざっとこんな具合にファッションを学んでいけば、必ずお洒落になります。


こんなに学ぶことがあるのかとビビってはいけません。課題は多いかもしれないけれど、こんなに難しいことではないからです。

 

50代60代のお洒落な人が絶対に買わない⁉︎(昔は違っただろうけど…。)

 

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ルイ・ヴィトンモノグラムの財布。


世の中にどれだけ出回っているのだろう。偽物を含めると想像を絶する数があるのだと思う。


石を投げればモノグラムの財布を持っている人に当たる。別に何を持とうが個人の勝手なのだが、皆が皆右へ倣えでは寂しいではないか。


せっかくお洒落で持つものを人と同じ安心感を得られるからって、高いお金を払ってまで持つのはどうかと思う。


本当にそのものの価値をわかった上で敢えて持つならばいいが、大人のお洒落をしたいならば持ってはいけない。


ぱっと見、本物と偽物の区別がつかない。
お洒落とは縁遠い人が持っている。
やっぱり好きじゃない。

 


例外。ルイ・ヴィトンならばトランクは外せないアイテムである。

 

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バレンアガのキャンバストート。


カッコいいとは思う。みんなが欲しがるのもわかる。人気がある。多くの人が持つ。若い人も持つようになる。コピーが出回る。カッコ悪い。


多くの商品はこんな流れで廃れていく。一体偽物と本物はどちらが多いのかわかない。

 

 

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ユニクロのフリース。


もう何人になるのだろうか。ユニクロのフリースが全国を席巻したのは。そのもっと前からフリースを愛用していた人は少ないだろう。


昔は作りも良かったように思うのは私だけか?


今は大量生産、大量消費。昔はそこまでではなく、少量生産、少量消費だっただろう。多くなれなるほど誤差が出るのかクオリティが下がっている気がしてやまない。


しかし、もうフリース自体が過去のものになってしまった。


ユニクロならインナーウエアは外せない。特にエアリズム。

 

 

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ゴヤールのトートバッグ(サンルイ)。


これも石を投げればの類だ。女性の使用率トップ10には入るバッグだろう。
 
また使用感が抜群のも人気の一つ。取っ手と長さは肩掛けから片手持ちまで対応。軽くて丈夫。


このバッグの柄はその時のプリント具合で少しずつ違う模様が生まれ、唯一無二の柄で同じものがないそうだ。そういう意味ではオリジナルティ溢れるバッグであるはず。


でもお洒落な人は持たない。

 

 

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ロレックスの腕時計。

 

 高級腕時計の代名詞と言えば、ロレックス。

らの人気は衰えを知らず。過去のヴィテージものも高値で取引されているほど。

 

ロレックスはいい時計です。頑丈で見やすいし実用性ならNo.1。

 

しかし、誰もが高級腕時計というとロレックス。若い世代からわれわれの世代まで幅広い層に人気がある。

 

だからお洒落な人は持つのを避ける。

 

という具合にお洒落な人がどう言った審美眼で物を見ているかがわかったのではないだろうか。参考にして欲しい。