ファッションについて参考にすべき雑誌を挙げてみた
ファッションの情報は今や雑誌だけに留まらず、ネットの中にも多数存在している。
ブログ、instagram、Facebook、Twitter、YouTubeなど見られるコンテンツはたっぷりとある。
今回は、その中からファッション関連の書籍を取り上げてみたいと思う。
数年前から女性向けのスタイルブックに火がついて、多くの書籍が刊行された。カリスマスタイリストからブロガー、名品からプチプラまで多くのファッションが取り上げられた。
未だにこの熱は覚めぬようで、書店には多くの新刊が積まれている。
一方、男性向けの方はどうかというと、女性向けには及ばないものの多くのスタイルブックが刊行されている。
カリスマバイヤー、パーソナルスタイリスト、スタイリスト、こちらもいろんな分野の一線級の著者の本が並べられている。
ここで雑誌と同じように、われわれ世代が読んで参考になる書籍について書いていきたい。
50代、60代をターゲットに謳ったファッション関連書籍はないと言っていい。
やはり年齢高めのわれわれはファッションに興味がないと思われているらしい。
でも、そんなことはない。ファッションが苦手でもファッションに興味があったり、好きだったりする人だっているのだ。
こういう困った人たちを救える本があるか?
YES。
メインターゲットはわれわれではないけれど参考になるものはある。
紹介していこう。
百貨店カリスマバイヤーの著作。文字が多いが、ここぞという勘所は押さえてある一冊。
こういう類の本は100%それぞれの悩みや疑問を解決してくれる訳ではない。
そこを間違えて批判するのは意味がないことだ。私も同書に疑問を感じる点もある。
それでもファッションを学ぶという姿勢があれば、かなりの確率でメリットは大きい。
宮崎氏が主にビジネススタイルを取り上げているのに対し、大山氏はカジュアル+なスタイルだ。
年齢層は30代〜40代であるが、50代、60代も大人のベーシックファッションとは何かを学べる一冊。
両著を読み比べるのも面白い。
まだまだファッション指南本は多々あるけれど、われわれが参考にできるものは多くはない。
まずはこの2冊から読んでファッションの基礎力をつけていただきたい。
雑誌がカラー図鑑だとすれば、書籍は参考書である。
たった2冊しか挙げなかったのには訳がある。この2冊だけでもできることはたくさんあるからだ。
売れ筋の本は他にもあるだろう。しかし、あれもこれもと読んでもわからなくなるだけだ。取り敢えずこの2冊に絞って読んで欲しい。