50代60代シニア世代のカジュアルスタイル。ディテールを攻めるとは?
こんにちは。金子マサオです。
普段着が難しいという声を聞きます。
先日もカジュアルスタイルのこと書きましたけれど、皆さんからの反響が多かったので、今回もカジュアルスタイルについてです。
これからの季節は半袖アイテムが多くなります。
半袖のポロシャツ、Tシャツなどのカジュアルコーデに欠かせないアイテムをどう着こなすかによって、オシャレ度が変わってきます。
どのような着こなしがいいのかというと、シャツの裾をパンツから出すこと。
よくブランドのカッコいい写真では、ポロシャツやTシャツをパンツにinしている着こなしが出ています。
これはカッコいいモデルさんだからできることであって、腹の出たわれわれがやると、もうオッサン、ジジ臭くなるのがオチです。
例えて言うなら、ゴルフが今ほどオシャレでなかった時代の格好、着こなしです。
パンツの穿き方にも格好いい穿き方とそうでないのがあります。
こちらは裾の処理に関してです。
クシュクシュっと長いまま裾丈を上げる処理をしないで、そのままにしているのは野暮ったい。
処理をして適切な長さにします。
一概に適切な長さと言っても、難しいでしょう。
私の場合は、デニムならばワンロールするぐらいまで調整して裾上げします。
コットンパンツはハーフクッションです。
ハーフクッションは後ろの裾が靴の踵の口に付くぐらいです。
こういう細かいこと(ディテール)を攻めると、オシャレに効果的に働くのです。
細かなこともにも気を遣うことがオシャレの楽しみでもあり、難しさでもあります。
ただ言えることは、オシャレを意識すること、オシャレでありたいと思うことが肝心なのです。
50代60代シニア世代はカジュアルスタイルをどうすればいいのか?
こんにちは。金子マサオです。
良くご存知なように、ビジネスシーンではスーツスタイルだけということが減っています。
様々シーンに対応するためカジュアルなスタイルが必要となっています。
多くの場でスーツに親しんだわれわれ世代は、カジュアルな格好というものが苦手なのではと思うのです。
プライベートなシーンでの装いもなんかしっくりくるものがない。
ビジネスでカジュアルスタイルと言われると悩んだしまう。
カジュアルというとデニムだけしか頭に浮かばない。
それこそ何十年が前の服を着ている。
このようなことが重なって、カジュアルスタイルを敬遠してしまっている。
もう一度カジュアルスタイルを見直してみましょう!
大人のカジュアルスタイルに必須なのはジャケットです。
それもスーツにの上着ではないもの。
言われているのがいわゆる「単品ジャケット」というものです。(ジャケットについて別の機会に書きます)。
ボトムスで大人が使えるカジュアルアイテムはコットンパンツです。
デニムに抵抗感がある人にはいいでしょう。
また、ドレスパンツでは硬すぎるというときにはドローコードスラックスはいかがでしょう。
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/pants/24230710348/?color=09
ドローコードスラックスはイージーパンツの一種で、ウエスト周りに紐を用いたもの。
ドレスパンツとカジュアルパンツの中間だと思ってください。
サッとスウェットパンツのように穿けるので、カジュアル、ビジネス両用パンツです。
トップスではフーデットパーカーがいい。被りのパーカーよりもジップタイプが便利です。
素材はスポーツ系の化繊からコットンまで豊富にでています。
コットンだと若者が着るようイメージがあるので、化繊のものをお勧めします。
カジュアルシーンでも大人のお洒落はできます。
40代+の意識でいつもの装いを若々しくしていきましょう。
われわれはなぜファッションを考えなくなってしまったのか?
こんにちは。金子マサオです。
昨日の豪雨が嘘のような晴天です。
気持ちのいい1日となりました。
ファッションを大袈裟に語るつもりはないのですが、中高年のオヤジやジジイたちが着ている洋服を見ていると、どこで買ったの、それっ? という疑問が沸き上がります。
世代的に言って、ファッションとは決して縁遠いわけではなかったのに、なぜ年齢を重ねてくるとファッションがどうでもよくなるのか。
バブル期にアルマーニやベルサーチの服着てブイブイ言わせていたあの人たちはどこに行った?
服を着ることは生きていく上での必要条件です。服を着なくては生活することはできません。
そんなとても大切なはずの服なのにもっと考えて着ることをしないのでしょう。
われわれの世代こそファッションは若者の特権という考えがあるのでは。
二十歳前後でポパイやメンズクラブを愛読していた私たちの世代は、この年齢を卒業して社会人になった途端、ファッションからも離れていく。
私たちが過ごしたフレッシャーズ時代は、今よりもファッション、特にメンズファッションはビジネスやキャリアと密な関係がなかった。
どちらかというとファッションは、学生たちのファッションだった。
だから、年を経るごとにファッションから離れていくのは哀しいけど当然のこと。
しかし、時代は変わり、ファッションはビジネスやキャリア形成のツールとなりました。
好きではないけど、リクルートスーツはその典型だと思っています。
いわゆる背広でない。トレンドを入れ込んだシルエット。オヤジ臭くないスタイルに仕上がっています。
ファッションがビジネスやキャリア形成のツールとなったのは、このリクルートスーツが定着してからでしょう。
ただ世間では画一的、没個性と指摘されるようになっていきます。
本来、ファッションは楽しいはずでした。リクルートスーツ全盛の彼らの中でも、一部のお洒落好きは本心ファッションを楽しんでいたはずです。
キャリア形成。ビジネスツール。ファッションは私たちの生活を潤してくれるもの。
だから楽しまなくては損!
プライベートもビジネスシーンでも、ファッションを楽しむのに年齢の限界はありません。
こんなご時世、外に出ることも少ないとは思います。もし出るようなことがあるならば、お洒落したファッションを纏って出掛けていこう!
50代60代シニア世代のためのホワイトデー。
私の食べたパフェ。
今ある桜パフェ。
こんにちは。金子マサオです。
朝から雨の一日です。
明日のホワイトデーは快晴になるらしい。
1日前にホワイトデーだったのもなんだかですけど、プレゼント選んでみましょう。
50、60のジジイがかしこまって女性に贈るホワイトデーのプレゼントって、ちょい不気味。
なので、趣を変えここはスウィーツから選んでみました。
もちろんここはお洒落なファッションのブログなので、当然そこは外さずにセレクトしましたよ。
まずはスウィーツのプレゼントはいかがでしょう。
都心からは外れてしまいますが、パフェ専門店をご紹介します。
パフェというと一番先にイメージできるのがアイスクリームが乗った…。
世の中、それだけではないのです。
パフェ=アイスという式は単純に今までの経験上思っていただけのこと。
このアイスクリーム=パフェという常識を覆えすものがあります。
こちらの店は完全予約制。メニューはオリジナルの季節のパフェ、カップケーキ、ハーブティーなど日によってメニューが異なります(要確認です。予約時に確認でもOK)。
田園都市線たまプラーザ近郊の静かな邸宅街にある一軒家。お客様は靴を脱いで家(店の中に)入ります。イングリッシュガーデンに囲まれ、気持ちが和む空間です。
パフェについての詳しい感想はあえて書きません。是非訪れてみて。
50代60代シニア世代の7割の人が間違えている「お洒落」の意味とは?
こんにちは。金子マサオです。
曇ってはいますが暖かな日になりました。
これから雨が降るからでしょうか、空気が重たく感じられます。
メンズファッションに関して7割の人が間違いをしています。
洋服を着こなすことばかりに囚われてしまうと、肝心なことが抜け落ちて本末転倒になってしまいかねない。
「お洒落」ということが、人それぞれ違った解釈をされています。
このブログで使われている「お洒落」とはどういうことかをもう一度見直してみましょう。
お洒落な人とは自他共に認められた人を指します。
自分だけがお洒落だと思っているだけなのと、他人も認めてくれているのとではまったく違います。
他人からお洒落だと思われない人は、お洒落の感度のベクトルの向きが間違っているか、ぶっ飛んでいるかです。
50代60代でぶっ飛んだファッションをしている人はほぼいないので、間違った方を向いてしまっているケースがほとんどです。
例えば、カッコよいスーツを着ている、ブランド物の洋服を着ている、けれどなんとなくお洒落に見えない。
こういう人のお洒落のベクトルは発信の仕方が間違っているのです。
いいスーツ、ブランド物=お洒落。
この式自体が間違いです。
また、お洒落ではないアイテムを選んでしまっても「お洒落な人」にはなれないのは簡単にわかるでしょう。
ここにもトラップがあって、お洒落でないアイテムが何かわからなければ、このトラップに引っかかってしまいます。
もっと言うと、お洒落でないアイテム、お洒落なアイテムは何処にあるのか?
これを知っていればこのトラップにハマることはありません。
しかし、7割の人がこういうトラップに引っかかったり、ブランド物を着ればいいと思ったり、お洒落の本質を理解していないで、「お洒落」をしようと頑張っているのです。
その努力は決して報われない無駄な努力です。
そんなことにあくせくしないで、きっちりとファッションを学べは自ずから答えは出てきます。
買い物の無駄をなくし、トラップを避け、ブランド信仰をやめれぼ、最短でお洒落ができるようになります。
間違いのほとんどが自分の中にあるファッションの乏しい知識や勘違いです。
これからは知識を蓄えて勘違いをなくし、本当の「お洒落な人」になる努力をしてください。
難しいことではありません。今からでも間に合います。
50代60代シニア世代のための二つの名作ローファー。
こんにちは。金子マサオです。
昨日がウソのような晴天です。
風はちょっと冷たいですが、気持ちがいい。
やっぱり晴れの日は気分が上がります。
春の訪れとともにファッションも軽快になっていきます。
足元はスニーカーがおすすめ。
そして、革靴でも春に合うものがあります。ローファーです。
見落としていたわけではないのですが、私、ローファーが苦手。
甲高なので、甲の部分が締め付けられて痛いのです。
何足も挑戦はしたのですが…。
しかし、この二つの靴は別でした。
履いた瞬間から痛みはない。
履けることの喜び。ローファーもいいなあと思えたのです。
その二つのローファーとは、ジョンロブの「ロペス」とJMウェストンの#185のシグニチャーモデルの「#185」です。
ジョンロブの「ロペス」。
JMウェストンの#185のシグニチャーモデルの「#180」。
言わずと知れた名作の二つ。
同じローファーでも作り方のアプローチの仕方で違いがあります。
この靴たちは決して安価なものではないので、履き比べるのは難しいでしょう。
私の場合、合わせてみたいと思ったら止まらない。
いつか買うかもしれないのだから、合わせることに躊躇はないのです。
ここまで図々しいのはどうかと思いますけど、やはり靴は履かなくてはダメ。
服の試着よりも大切なので疎かにしないでくださいね。
50代60代シニア世代のための革靴入門。
こんにちは。金子マサオです。
いい天気です。
散歩日和ですね。
私は今日も仕事ですが。
昨日の「永久定番」のジョンロブの靴から影響されたわけではありませんが、ビッグニュースが飛び込んできました。
私もお世話になっている三陽山長から「プレステージライン」が誕生しました。
簡単に言うと、ビスポークに迫る作りと履き心地のある靴だそうです。
どこかで聞いたこともあるようなコンセプトですが…。
そうです。昨日ご紹介したジョンロブも同じようなコンセプトで既成靴を作っているのです。
三陽山長は日本ならではの、海外組に負けないくらいの品質と感性を持った靴を目指しているんだなあと感じました。
今回リリースされたのは3型。
謹製 友二郎/KINSEI TOMOJIRO ストレートチップ
謹製 源四郎/KINSEI GENSHIRO ダブルモンクストラップ
謹製 勇一郎/KINSEI YUICHIRO ホールカット
気になる価格は税込¥143,000。
どんな声が上がるでしょうか。信じられない価格だと思います。
ジョンロブと比較しては何ですが、約半分の値段。
三陽山長独自にグッドイヤーウェルト製法で履いた瞬間から足馴染みの良い返りが得られます。
踵に縫い目のないシームレスヒール。
小さめなヒールカップは日本人の踵に合わせています。
職人の技術をこれでもかと盛り込んだ一足です。
欲しいなあ…。
http://www.sanyoyamacho.com/