50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代の一般人にとってスタイリストとはどういう存在になるのか?

 

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世にスタイリストという職業があります。大雑把になりますが、2つのカテゴリーに分けられると思われます。


一つめは商業ベースのスタイリスト。一般にスタイリストと言われる多くの方がここに属します。


このスタイリストの仕事は、タレント、モデルなどの服を選ぶことです。雑誌の場合はモデルやタレントさんたちに雑誌のコンセプトに合う服を選んで着せるというのが主な仕事となります。


また、TVなどに出演するタレントさんたちは、専属もしくはスタイリストが付いてファッションのコーディネートをしてくれます。


一方、パーソナルスタイリストと呼ばれるもう一つのスタイリストがいます。こちらはタレントやモデルなどの著名人やファッションのプロが顧客ではなく、一般の人が顧客になります。


衣装を借りてきて着せるという商業ベースのスタイリストと大きく違うのは上記の点です。


一般の人にファッションのノウハウを伝授することが、パーソナルスタイリストの主な仕事です。


どのようにするかというと、多くはファッションアイテムをショップに行ってアドバイスしながら、買い物のサポートをするというものです。


サポートも顧客がただ似合う服という以上に
顧客の背景を加味したコーディネートしてくれます。


ここがパーソナルスタイリストの腕の見せどころとなります。一回きりのコーディネートでしか通用しないのであれば、数日後には元のダサい人に戻ってしまうからです。


では、われわれ50代60代にとって信頼できるパーソナルスタイリストの選び方とは?

 


1.スタイリスト自身がお洒落を表現している。
2.ファッションについての知識がある。
3.ファッションコーディネートをするにあたり、言葉をして伝えてくれているか。
4.スタイリング料が安くない人。
5.服代を安く見積もらない人。

 

 


一つ一つ解説していきます。


当たり前のことですが、スタイリストのファッションはセンスよくなくては始まりません。


お洒落。イケメンのカッコ良さじゃなくて、着こなし方がカッコ良く映る人であること。

 


ファッションの知識がなくでは、話になりません。多くの人が見逃しなのは、間違ったファッションの知識で自らを表現している人です。


例えば、ジャケット身頃の釦をすべての止めている人。釦の色が色味のあるものを使っているシャツを平気で着ている人などなどあげればキリがないのですが…。


というような基本的な知識がない人もスタイリストをしています。


スタイリスト自身がファッションを言語化して言葉で伝えてくれているか。とても大切なことです。

 


高いのにも理由がありますが、安くのにも理由があります。皆さんはスタイリングに5万円以上かけてください。それ以下では見込みが甘くなります。

 


同じように服代を安く見積もっていたるスタイリストもいます。ですが、50代60代にとってファッションは今の生き方に直結することになります。高いかなというモノにも触れてください。


皆さんがファッションをどう捉えるかで、スタイリストは変わります。

 

どうか皆さんが素晴らしいスタイリストと巡り合うことを願っています。