われわれの世代は特に野球への思い入れが強いのだと思われます。
リアルタイムで「巨人の星」や「ドカベン」を見たり読んだりした世代でもあります。
一度は野球選手のユニフォーム姿に憧れを抱いたことでしょう。
彼らのユニフォーム姿は本当にカッコよかった。少年時代は野球選手のユニフォームにしか目がいかない。
空き地での草野球に興じたのは遠い記憶です。そんな少年時代の野球は巨人の選手の思い入れが深いです、
ところで、少年の頃見ていた野球選手の姿はユニフォームを着ていた格好しか記憶きないのです。
それ以外の姿を見る機会がなかったのだから仕方がないのでしょうが、今更ながらに思いを馳せてみると、彼らの私服姿をまったく思い出せない。
翻って今時、契約更改だとニュースで選手たちのスーツ姿を見るようになりました。
これからが本題なのですが、彼らのスーツ姿に違和感を感じないでしょうか?
私はとてもカッコいいユニフォーム姿からは想像できないほどの落差といいますか、「なんでそのスーツなの?」と言いたくなるようなダサい格好(失礼)だと思ってしまうのです。
比べるのは野暮なのですけれど、例えばサッカー選手。彼らもユニフォーム姿はカッコいい。
そして、私服姿もカッコいい(すべての人がそうではないけれど)。
なぜスポーツのジャンルが違うだけでファッションがここまで違ってくるのか?
その理由を探っていくとわれわれにも参考になることがあるなあと思うのです。
少年時代からファッションに接しているか否か。
どちらかというと、サッカー選手の方がファッションに縁があるように感じます。
少年時代からでなくても、彼らは大人になってファッションに目覚めたとしても、ファッションを学ぶことをしていると思うのです。
一方、野球選手はファッションとは縁遠いまま大人になった。そして大人になってもファッションに興味を持つ人が少ないではと想像してしまうのです。(決して野球選手を貶めることだはありません)。
ファッションは独学でもいいので、学ばなくてはセンスがつかない。
ファッションは品性のあるファッションが理解できている人や情報からしか学べません。
だから、学び方を間違うとファッションがとんでもない方向に行ってしまいます。
われわれは華美でない、上品なファッションを目指します。野球選手でもサッカー選手でも、ましてやアーティスト、アパレルの業界人でもありません。
常に心掛けたいのは、オーセンティックなものを取り入れること。
何度も言いますが、買う場所、揃えるアイテム、着こなし方で全てが決まります。
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