太っている、デブい ≠ ダサい、イケてない。
太っていてもお洒落な人はたくさんいます。
太っているからと言って、お洒落を諦めるのは早計。私は身長164㎝にして体重が78キロあります。
こんなメタボな体型の私でも、お洒落だと言ってくれる人は多いのです。
そのあと一言つきますが、「腹出ている」って。
50代60代になって太ってしまった人も多いでしょう。年齢を重ねるほどに腹回りが豊かになってくる。
今、流行の筋トレでもやって体を鍛え直せばいいのにと思った方もいるでしょうね。
他人に良く見せる方法はいろいろあって、バキバキの筋肉を誇張する肉体派もいれば、私のようなヤワな人間はファッションでなんとか取り繕うと考えてしまうのです。
本当は体を鍛える方が健康にもいいに決まっています。ジョギングしたり、筋トレしたり。
言い訳がましいのですが、ファッションに頼ることだってありかなと思うのです。
今までもファッションの力を説明してきました。ファッションは恐ろしいほどにその効力を発揮してくれます。
実に私が尊敬してやまないイタリアの仕立て職人たち総じて太っちょです。
体型まで真似ることはないけれど、でも粋でお洒落。こんなふうに年をとりたいなあと思うほど。
特別見た目がカッコいいとかではなくても、職人が持つ渋さや頑固さが体じゅうから滲み出て、この人の人格を作っているのだと想像するわけです。
俗に言うカッコ良さは、たぶんもうわれわれの世代には合わなくなったのだと思います。
これは体型の問題ではなく、その人の人格が作用しているのではないでしょうか。
着こなし方も年齢を重ねたなりがあります。50代60代だからこそできるファッションは確かにあるのです。
逆に痩せている人、ガリガリの人も太っちょと同じように服選びに苦労しそうです。
問題はサイズがない。
別にサイズなんか気にせず、なんでもいい服を選ぶこともできます。
残念ながら多くの痩せている人はこのパターンです。
ダボダボの服を着ている。というよりか服に着られている感じ。
太っている人も痩せている人も、お洒落をするにはそれなりの基本的な知識が必要なのです。
恐縮なのですが、わたしはある程度ファッションに関しての知識があります。だから、太っていても何とかお洒落な着こなし方ができます。
皆さんの悩みはどうしたらお洒落な着こなしができるのかということでしょう。
体型が悪いからお洒落な着こなしができないわけではない。
自分勝手なやり方で着こなしを考えているから変なことになるのです。
一度でも「お洒落な人」と他人から褒められたことがない人が、勝手流で着こなしを考えたとしてもファッションスタイルが良くなることはありません。
ファッションスタイルは体型以上に知識がものをいう。
ファッションを知って実践していけば、お洒落の感度は上がります。そうすることでセンスが養われるのです。
ファッションスタイリング再開しました。ご興味のある方はこちら↓のアドレスからHPをご覧ください。
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