50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代がセール品を買うということ。

コロナ禍でアパレル企業が苦戦しています。例年だと7月初頭からセールになるところを前倒ししてます。


初夏物を売る機会がコロナの影響でなくなってしまったので、ダブついた初夏物をセールしているのです。


また、引きずられるように盛夏物の投入も遅れ、本当にプロパー(希望小売価格)で売れる機会も縮小されてしまいました。


こんな状況のなかで、われわれ消費者はどうSALEに臨むのか。


まずはSALEの本質をみてみましょう。


当たり前のことですが、企業は利益を上げなくてはなりません。


アパレル企業も同じです。


毎シーズン売れ残った商品をSALE品として、店頭に並べます。


もちろん、早く並べられた商品は人気があったけれど、残ってしまった可能性の高いものです。


こんなモノを手に入れるためには、それなりのことをしなくてはなりません。


それは企業に貢献することです。簡単に言うと商品を買うこと。


たくさん商品を買ってくれる人は企業にとって宝です。だからサービスをしてくれます。


特にSALEの時はいち早く買い物ができるようにと、プレセール(SALE前のSALE)に誘ってくれます。


顧客はいいものから選べるというわけです。


顧客ではない人は後回しになります。


こんなわれわれ顧客ではない人は、SALE品の余りモノから選ばなくてはならないのです。


正直な話し、このセール品の中には一年遅れのモノも混ざっています。


セールで買うならば、それなりの顧客でなくてはおいしさは味わえないのです。