こんにちは。金子マサオです。
一昨日に書いたブログ「大人のためのブランド考」のアクセス数か、桁違いに多かったことからも、このブログの読者はブランドに興味があることがわかりました。
そして、ブランドの中でも、ファストファッションではなくハイブランドまたはファクトリーブランド志向なのだということも推測できます。
いいにせよ悪いにせよ、われわれ世代はバブルの真っ只中を生きてきました。
モノに執着する気持ちが残っているのかなあとも思うのです。
ただモノを欲するだけでなく、愛でることもしっかりとする。
要は大切にする人も多のではないか。
やはり高級品はぞんざいには扱えない。だから、丁重に扱う。
自戒を込めていうならば、私自身モノを丁重に扱っているか?と問われると否めない。
どこまでかという線引きは難しいのですが、他人から見て丁重に扱ってないなと思われたらまずは直しましょう。
せっかく購入したモノです。とことん付き合ってあげることがモノを愛でることだと思うのです。
本当に高額品はコスパのモノより優れているのか?
何をもって優れているというのかも、視点が違えば、結果も違ってきます。
耐久性を例に挙げると、高額品の方がよりデリケートだったりしてもちが悪いこともあります。
それを承知で手元に置いて、まめにメンテナンスをしてあげる。
この繰り返しがデリケートなプロダクトに対する愛情じゃないかな。
モノに対してこんな感情を抱くなんて、変だと思われるかも知れません。
それでもやっぱり、高額品はそれなりの価値がある。
クチネリの服やジョンロブの靴エルメスのバッグ、機械式時計。人が手間暇かけて作るプロダクトの価値は、その美しさに現れいます。
ジョンロブのフィリップII。約190の工程を費やした既成靴。