50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

大人のためのブランド考

こんにちは。金子マサオです。


かなり強い雨が降りました。
天気の変化に体はついていっていますか?
まずは良い睡眠を心がけましょう。


今回は「ブランド」について書いてみたいと思います。


一言にブランドと言っても、ルイヴィトンやエルメスのようなハイブランドがある一方で、ユニクロなどのファストファッションもあります。

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われわれの世代はどちらも得られるという時代にあって、選択の幅が広がっています。


ただハイブランドの価格が沸騰していることについて違和感は否めませんが、この価格がすべてにおいて優先されるとは思っていません。

 

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例えば、ルイヴィトンのバッグはすべてMADE IN FRANCEです。


どういうことかというと、ルイヴィトンは国内において作られるものという自負があります。


他国に生産拠点を持たないことでもその現れと言えるでしょう。(バッグ以外のアパレルはイタリア製などあり。)

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フランスでの作りに拘ったことで価格が上昇してまうこともあるでしょう(職人を大切にしていることの現れか)。


こう言ったことはエルメス をはじめ他のハイブランドでも同じようなことが言えます。


それゆえにハイブランドのプロダクトは簡単には作れないのです。


反論がありそうですので説明しておきます。


偽ブランド品はどんどん酷似してきているのは事実ですが、あくまで本物は本物。偽物は偽物です。


どんなに頑張っても素材から同じには作れない。


偽物にナン万円も払う価値はないと思うのですが…。


別にハイブランドを擁護しているわけではありません。


ただ職人さんたちが懸命にに作ったプロダクトを汚してほしくないだけです。


エルメスバーキンは約150万円します。たかがバッグでこの価格。信じ難いと思う人もいるでしょう。


これも熟練した職人にしか作ることができないプロダクトの一つです。


こうしたプロダクトはある域に達すると、商品という枠に収まらず、芸術的意味を内包しているかのようです。


一方で、ハイブランドは企業です。慈善事業ではありません。儲けを出すこともしなくてはならない。


ここが商売だなあと思うのは、ハイブランドの意匠を廉価版に落とし込んでいるプロダクトです。


例えば、皮革素材をコットンキャンバスに置き換えるだとかです。


ハイブランドは商売も上手いのですね。


ハイブランドしかり、ファストファッションしかり、良い悪いは別にしてブランド熱はこれからも続くと思われます。