50代からのメンズファッション_masao

50代、シニア世代までのメンズ・スタイリング

50代60代のファッション。パンツの裾丈はこうして処理する。

パンツの裾上げは、皆さん当たり前のようにやっていることと思います。


それはパンツの裾が長く取っていて、そのままでは穿くことができないからですね。


パンツの裾上げについては、前にも書きましたが、もう一度おさらいがてらに書いてみます。


パンツの裾の長さは本当に微妙なのです。長過ぎても短過ぎてもかっこ悪くなります。


よく一般的には「クッション」という言葉で裾の長さを表します。


ワンクッションならばパンツの裾が靴の甲の紐部分を隠すくらいの長さで、シワが一つできるくらいの長さです。

 


ハーフクッションはワンクッションよりも短くと取って、シワはできるかできないかくらい。裾が靴の甲になるくらいの長さです。

 

 

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カジュアル感のあるスーツの着こなし。ノークッションのパンツはスニーカーと相性がいい。

 

 


最後にノークッションです。短いです。パンツの裾は靴の甲に当たらないくらいの長さで、くるぶしがちょっと見えます。


こんな具合にパンツの裾の長さがあります。これらをどうやって使い分けるのがいいのでしょう。


私のお勧めはハーフクッションです。


でも、確実にこれだ!というのはなくて、パンツのシルエットによるのです。


われわれの年齢ではスキニーパンツは穿かないでしょう。穿いてもめテーパードパンツですね。


テーパード。覚えていますか?


膝下にかけて細くなっている形のパンツです。


このシルエットのパンツならば、ハーフクッションまたはノークッションでいいと思います。


また、ドレスパンツとカジュアルパンツでは裾丈の長さに違いがあります。


ドレスパンツの場合、ノークッションで穿いているファッション通の人を見かけますが、ファッション初心者のおじさんは避けた方がいいでしょう。


ドレスパンツはハーフクッションまたはワンクッション。


カジュアルパンツはハーフクッションまたはノークッション。

 

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ノークッションのデニムパンツをさらにロールアップしている。

 


カジュアルパンツの場合、ロールアップするならば、ハーフクッションです。


パンツの裾丈の長さについて書きました。


パンツを間違って短くり切りすぎてしまうと取り返しがつかないので注意してください。

 

 

50代60代向けのスタイリストによるファッションスタイリング
 
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