こんにちは。金子マサオです。
聞くところによると、オーダースーツ需要が増えてるらしいです。「スーツ自体の需要が減っているので、信憑性はどうかわからないのですが)。
オーダースーツの醍醐味は作る過程を自分の嗜好を反映させられるところだと思うのです。
まずは生地選び。膨大な数の生地サンプルの中から好みの生地、仕上がりのイメージに合ったものを選びます。
あらかじめ予約する時に「こんなイメージのスーツ」を作りたい旨を話しておくとスムーズにことが進みます。
仕立て屋さんもしくはショップではあなたの作りたいイメージのスーツ作りをサポートしてくれます。
よく言われる「ビスポーク」は「Be Spoke」(会話する)ということばから来ているので、会話をしながらスーツを作るという贅沢なことなのです。
生地が決まりました。次はフォルム(形)を決めます。基本的にはシングルかダブル。ノッチドラペルかピークドラペル。
シングルの場合、前見頃は三つボタン段返りまたは二つボタン。
ゲージ服のある場合はサイズに合ったものを試着してみて補正が必要か、どこを直すかを決めます。(まず補正することを前提に考えてください)。
フルオーダーの場合はメジャーで寸法を取っていきます。
次はディテールを詰めます。ボタン、裏地、袖の仕様など。
ここまでで1時間以上はかかると思ってください。
パンツも同様にしてディテールを決めていきます。
あとは仮縫いがあればまた来て補正をしてもらいます。
ここまでくれば納期が出ますのであとは待つだけです。
いかがでしょうか? オーダースーツを作る過程をざっと書いてみました。
なんかわくわくしませんか?
出来上がったスーツは世界であなただけのものです。
既成服も魅力的なものもありますが、オーダースーツも是非トライしてみてくださいね。