こんばんは。金子マサオです。
クールビズが終わると、ジャケットを着たり、スーツを着たりと少しづつ服装が変わっていきますね。
昨今のファッションの流れからするとカジュアル化は避けられない。
既成スーツの売行きは芳しくないことからも、カジュアルな装いは今後も加速していく思います。
そんな中でもオーダースーツだけは人気です。(このオーダースーツについては、書きたいことがたくさんあります。また機会を改めますので、今回は割愛させてください)。
男の服装は「仕事=ビジネス」を抜きには語れない。
多くの時間を仕事に費やしているのだから、着るものを考えなくてはいけない場面があるでしょう。
わりと自由な服装でもいいというIT系や外資系などは別ですが、変わらずにスーツ一辺倒の企業もあります。
50代60代の読者の皆さんは、果たしてどんな服装が一番ビジネスにマッチするのでしょうか?
悩みますよね。
服装の縛りがある人の方が無難にできる分、考えなくていいかも。
それでもビジネスシーンを考えると、基本はスーツになると思うのです。
ビジネスシーンではスーツが一番キマる装いです。
簡単にスーツと言えども、スーツを確実に着こなしでいる人は全体の1割程度。
9割の人が間違った着こなしをしていることになります。
何でそうなるかというと、スーツの着こなしは案外難しいからです。
スーツは誤魔化のきかない服です。
スーツの場合の着こなし方は、「サイズ感」がとても重要な要素となります。8割方これで決まってしまうと言っても過言ではありません。
サイズが大きければ、だらしなく映り、小さければ貧相に映ってしまいます。
また、上下同じ色で変化のないアイテム。バランスを取るのはシャツやネクタイと靴だけ。
この部分だってスーツ全体から見ると、見えるのは中心の胸元と足元。
逆を言えば、シャツとネクタイ、靴の占める部分が少ないから、これらをスーツと完璧にコーディネートできれば、着こなしは完成します。
ここからは具体的スーツの選び方です。
やはり、ビジネスでは男の服装の基本、スーツだと思うのです。
スーツの着こなし方は上に書いた通りですが、より具体的な選び方はどうでしょう。
基本中の基本は無地ネイビーと無地グレーのスーツです。ファッションの取り組み直しをする人は、まずこの2点をお勧めします。
ネイビーはバリエーション豊かで、青に近い明るい紺から黒に近い紺まで振り幅があります。だからネイビーは色の濃淡の選び方が難しい。しかし、ネイビーのスーツはキマる確率は高い。
一方グレーは無彩色なので、ほぼ濃淡で選べます。(グレーでも茶系が入ったりするものもありますが、ここでは便宜上無彩色のグレーとします)。
グレーは選び方は難しくないのですが、下手をすると地味になりがちです。ここはシャツやネクタイで回避します。
職業や職種での服装の選び方も違ってくると言えばそうなのですが、ファッション立て直し派は迷うことなくネイビーかグレーです。
色のバリエーションで選ぶのは、ファッション中級者以上です。
ただスーツは形によっても見え方違います。
同じ色の生地でスーツ作ったとしても、形が違えば同じには見えません。
だから、ネイビー、グレーの2色だけでもかなり多くを選べると思ってくださいね。
ポイントは気を衒ったスーツは避けることです。まずは基本に忠実に。
ネイビーでもこれだけのバリエーションがあります!真ん中の濃紺がベーシックなネイビー。