こんにちは。金子マサオです。
今日は一日雨が降り。
ちょっと寒いくらいの気温です。
お体お気をつけください。
今回はちょっと話が窮屈になるかもしれませんが。
われわれバブル世代にとって「ブランド」は、ともに過ごしてきた感じがします。
田中康夫の「なんとなくクリスタル」に始まり。
JJ。
アメカジ。
イタリアンカジュアル。
当時流行ったブランド、フィラ、ラコステ、ポロは手の届く人気ブランドでした。これらは学生でも買うことができました。
まあ一部のおまささんは、学生なのにルイヴィトンのバッグを持っている人もいましたが。
しかし、今のように誰でも彼でもみんながハイブランドを持っていたかというとそうではない。
私の周りには、ハイブランドがどういうものか知らなかった人がほとんどです。だから持とうにも持てない。
当時のファッションは、世代ごとにブランドが分かれていたように思います。
20歳前後の若者に合うブランドはこれ、というカテゴリー分けが今よりもはっきりしていました。
もちろん例外はありますが、自分がいるカテゴリーの中から少し背伸びした上のカテゴリーのファッションを着こなしている人が、今で言うファッションリーダーと呼ばれていました。
ハイブランドものを持つよりも、今のファッションをちょっとだけ背伸びして上を目指すことが先決です。
いきなり100のお洒落を目指すのではなく、50点台の人は60点70点を目指します。
プラス10点20点で再度基礎固めをするのです。
アイテム替えを一気にしたいのですが、難しいならば、こういったやり方があります。
具体的に言うと、ファストファッション一辺倒なら、もう少し上のカテゴリーである、セレクトショップのアイテムを取り入れるなど。
自分の殻を一歩先に進めることが、ファッションを再構築するには必要なことなのです。