50代60代の大人が着こなすワントーンコーデ。
先日は色を3色以内に抑えることをお話ししました。
今日はその中でも、ワントーンコーディネートをご紹介します。
これは写真を見てもらえればわかると思うのですが、色の調子を言います。
なかなか文字にするとわかりにくい思いますが、こちらの写真はコーディネートの一例です。
こんな感じの色の調子をそれぞれのアイテムで組み合わせたのがワントーンコーデと言われるものです。
洋服の場合はこんなサンプルがあると理解しやすいのではないでしょうか。
このワントーンコーデはブルーならばブルー系の色を1色のように濃い青色から薄い青色までをアイテムことにコーディネートします。
特段トップスからボトムスにかけて、薄い色、濃い色ということはなく、いろいろな調子の色を使っていいのです。
例えば、白色は調子というよりも全身を白でまとめてもコーディネートは完成します。
これは無彩色の白色や黒色で合う組み合わせだと思ってください。
これを他の色でやると間違ったコーディネートになるので注意です。
ワントーンコーデを着こなしの中に取り入れることで、コーディネート全体の幅が広がってきます。
決して難しいコーディネートではないので、いろいろなファッション写真を参考にして是非チャレンジしてみてください。
グレーのワントーンコーデ。トップスとボトムスで色の調子を変えることでバランスをとっている。
50代60代向けのスタイリストによるファッションスタイリング
ファッションのご相談
約1時間のファッションカウンセリングです。ファッションについてのお悩みをご相談いただければ、1時間という限られた時間ではありますが、お客様のご希望をお聞きしながら、スタイリングの提案をさせていただきます
ファッションスタイリングコース
50代60代が品性のあるファッションスタイルを創るために特化したコースです。私のポリシーである「知識と実践」を学ぶ半年間コース。半年の間に講座2回とショッピングアテンド2回となります。
https://maxx-style.com/service
50代60代お洒落になれます。流通系の人々やっぱり変だよ、その着こなし。
ひょんなことから少し業界の裏側に入ることができました。
もちろん、ファッションと密接に繋がっている某大手流通系です。
まあ裏側といって期待させ過ぎてはいけませんので、実は某大手流通系のバックヤードに入ることができたのです。
正確にはバックヤードといってもいろいろあるでしょうが、今回は従業員出入口にお邪魔できました。
大手流通系なので、人の出入りは頻繁にあって、もちろんどこの会社も変わらないと思いますが、出勤のピーク時間は人人人で溢れかえります。
流通系は始業時間が遅めなので、9時台がピークとなります。
逆に終業時間のピークはちょっと遅くなって20時台です。
こんなことは初めてなので、ここぞとばかりにマンウォチングの開始です。
昨日も書きましたけれど、ジッと見つめすぎるのはNGです。
そんなによく観察しなくても、お洒落だなあとかそれ変‼︎とかすぐに判断がつきます。
流通系ならではの光景で圧倒的に女性が多い。
女性のウォッチングもしてみたいところですが、ここでの本題と違うのでグッと我慢しました。
有名ブランドのショップスタッフもいる大手流通系。
そんなお洒落なブランドの人々が目の前を通るのです。ちょっと興奮しますよね。
時間が刻々と過ぎていきます。お洒落な人は現れません。全然いない❗️ なぜ？
逆に変な着こなしをしている人が多い。
ダボダボのスーツ。革靴にくるぶし丈のスポーツソックス。サイズが大きい靴。色使いが変なシャツとネクタイの組み合わせ方…。
挙げ出したら一回分のブログになってしまいそう。
皆さん勝てますよ。（勝つ負けるっいうのも変ですが…）
業界の方たちがこんなに酷いファッションならば、このブログで少しでもファッションを学べば確実にお洒落になります。
比べるのはおかしいと思いますが、まだまだ教えられることはたくさんあるのだと実感しました。
洋装の基本に忠実に服を着れば、お洒落になれます。必ずなれます。
今回見た流通系の人たちみたいに間違った方向に行かなければいいだけの話です。
彼らは与えられたブランドの制服を着ていることで、ファッションを学ぶ姿勢がなくなってしまったのでしょうか？
流通系は洋服を多く扱っています。そこで働く人々の今を垣間見て少なからずショックでした。
彼らがお客様に適切アドバイスができるのか疑問が残りました。
どういう人から洋服のアドバイスを貰うかで、みなさんのファッションが良くなるか悪くなるか。
ちょっと心配です。
それでもこのブログに書かれていることを信じて、実践してみてほしいと思います。
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ファッションのご相談
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50代60代、コーディネートの秘訣は色を3色以内に抑えること。
白とベージュの2色のコーデ
服を着こなす秘訣は何か？と聞かれれば、即答するのは、色は3色で抑えること。
言い換えると、服の色は3色だけしか使わないということです。
たった3色でコーディネートできるのか。疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、多くの人は逆に色を使いすぎているのです。
色が多くなるとまとまりがなくなり、全体が散漫になります。
悪く言えば、ダサい着こなしになってしまうのです。
国旗を例に出しましょう。
各国の象徴である国旗。この国旗の色使いを見てください。
日本、イタリア、フランスの国旗
決して多くの色を使っていませんね。
目立つ色の組み合わせは3色で十分なのです。
日の丸も2色。目立ちますし、バランスが取れています。
シンプルな色使いはファッションでも同じことです。
大人が着る服なのですから、上品にまいりましょう。
話は変わります。
ちょっとコーヒーを飲みながらでも、街中で人間を観察してもらえるとわかります。
（注意：いい大人がジロジロ見すぎるのは厳禁。チラッと見てください。）
往来を行き来している人の服装を見て、あれは変。あっちはいい。などと勝手に他人を評価することで、どこがおかしいのか、どこがいいのかがわかってくると思うのです。
年取ったオッサンやジジイがやる美女採点のファッション版とでも言えるんじゃないかな。
話がズレました。
ネイビー×ベージュの2色コーデ
ネイビー×ブルー×白の3色コーデ
街行く人も3色以上の色を使っている人が大勢いたのではないでしょうか？
中でもシンプルに3色に抑えている人はお洒落な人が多かった⁉︎
初めのマンウォチングは難しいでしょう。徐々に慣れていったら、それらの人からも着こなしを盗んだり、見習うこともできるようになります。
そそして大切なのは、ご自身で3色コーデを意識してしてみることです。
戸惑うこともあります。たった3色なのですから。
それでも続けてみてください。お洒落の階段を2、3段登れるようになりますよ。
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50代60代によるショートパンツの穿き方
夏です。暑いですね。
こんなに暑くて何を着たらいいのかわからない！ というか何も着たくない。
何も着ないでいるのは不可能なので、何かしら着ます。
でも、こんなに暑い日には少しでも涼しげな装いをしてみたいものです。
トップスは半袖のTシャツかポロシャツでも着ればいいけれど、ボトムスはのどうしたらいいのでしょう。
50代60代には是非ショートパンツアイテに挑戦していただきたい。
オッサンやジジイが穿くショートパンツ？
イメージできない人もいるでしょう。
逆に悪いイメージが頭の中を過ぎったとか。
全然そんなことはありません。
軽やかにショートパンツを吐きこなそうではありませんか。
ここで注意点。前にも書きましたが、ショートパンツは形が命です。
若者が穿くような大きめのモノや膝下まであるモノは避けてください。
膝上が基本です。
そして、出来るだけビックシルエットなモノは穿かない方がいいでしょう。
年齢とともに足が貧弱になっている人を見かけます。太腿とパンツの裾が開いてしまって、いっそう足が貧弱に見えてしまうのです。
出来るだけ腿にフィットするモノを選ぶこと。
そして、肝心なのはスネ毛です。モサモサ、ボウボウの人は処理してください。
洋装の基本はスネ毛を見せないことです。
ちょっと話はショートパンツから離れますが、皆さんはホーズもいう靴下をご存知でしょうか？
このホーズは膝下まである靴下で、ボトムスのスラックスからスネ毛を見せないようにするために長くなっています。
このようにスネ毛を隠すことは大人のエチケットです。
スネ毛を処理して、ショートパンツにチャレンジしてみてください。
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50代60代、ファッションスタイリングの主役はあなたです。
ショッピングアテンドの前にすることが朧げながらご理解方だけたでしょうか？
なぜしつこいくらいに、何度もアテンド前にすることを書いたのかというと、服を買うことよりも皆さん自身のファッションを作ることがいか大切なのかを強調したかったからです。
皆さんにとって、ショッピング同行での買い物はそんなに難しいことではありません。
私がサポートしていますし、ショップスタッフもいらっしゃいます。
そして、服を選ぶことは、ご自身のファッションを形にしていく作業です。
服を選ぶのはあなた。服を着るのもあなた。
自分だけのファッションを作ることができるのはあなただけです。
私は服という点と、あなたという点に介入して2つを結び合わせるそんなに存在です。
例え、あなたに代わって私が試着してもまったく意味がない。（まずサイズが合わなくてできませんが…）。
今まで、ファッションに関心がなかったのは、主役が自分自身だということに気づいてなかったか、知っていて見ぬふりしていかどちらかでしょう。
そして、ファッションに目覚めたあなたは、ファッションの主役になって、服を選び服を着ます。
この好循環のサイクルを回していけば、お洒落なあなたでいられるでしょう。
もう一つ大切なこと。それは、新しいご自身のファッションを作りたいという強い意志です。
強い言い方になりますが、ファッションを自分のものにするのは一朝一夕にはできません。
ある程度の時間とお金が必要です。
こういうことを踏まえた上で、あなたなりのファッションを作り、ファッションの主役を演じてもらいたいのです。
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50代60代、ショッピングアテンドの前にやっていること⓶
ファッションを作るということはご理解いただけましたでしょうか。
実際に服を買いに行く前にもう一つ大切なことをしています。
多くのファッション初心者の方はどこのショップに行ったらいいのかわからないこともあるので、まずはショップ巡りをします。
ファッションをスピーディーに学ぶには、実際の服を見て、触って、試着することが1番の近道なのです。
今はネットで服を買うことに抵抗がなくなっています。
しかし、ファッション初心者こそネットに頼らずにリアルなショップに行って買い物をするべきです。
どんな服がどのように陳列され、私たちに主張しているのか。
触ってみることで、その服の風合いがわかります。
試着することでサイズ感、着たときの感触も得られます。
ショップに行く。こんな簡単なことをしないではありません。
ではどこに行ったら、50代60代が着ていい服があるのか？
それを実際の買い物の前に確かめておきたいのです。
ファッション初心者は一人でショップに入ることさえ抵抗があるでしょう。
入ったはいいが、接客されたらどうしよう。
不安でいっぱいになってしまいます。
そんな抵抗感や不安感を取り除くためにも、ショップ巡りは大切なのです。
ファッションを作るのは、ただモノを買うだけではありません。ファッションを見ること学ぶことも含まれています。
これらが、ファッション巡り（ファッションクルーズ）を私のスタイリングコースに入れている理由です。
50代60代向けのスタイリストによるファッションスタイリング。
ファッションのご相談
約1時間のファッションカウンセリングです。ファッションについてのお悩みをご相談いただければ、1時間という限られた時間ではありますが、お客様のご希望をお聞きしながら、スタイリングの提案をさせていただきます。
ファッションスタイリングコース
50代60代が品性のあるファッションスタイルを創るために特化したコースです。私のポリシーである「知識と実践」を学ぶ半年間コース。半年の間に講座2回とショッピングアテンド2回となります。
https://maxx-style.com/service
50代60代のファッションを作るということとは？
昨日も少し触れましたが、「ファッションを作る」ということを詳しく説明したいと思います。
ファッションを変えるというのは今あるものにプラスして、新しい装いにするということだと思います。
これはそれぞれご自身でもできないことではありません。
新たな服と今までの服を着回して使うことで着こなしを変えます。
ここでの問題は、実は今まである服です。
今までの服がぎこちなかったりして、ファッションを変えたいと思っているのに、また今までのふくを登場させるのはおかしなことです。
今までの服を使った着こなしとはまるで違う着こなしをしていくことが、単なる変えることではなく、ファッションを作ることなのです。
ファッションを変えることは簡単です。その一瞬だけお洒落な着こなしをすることですから。
しかし、ファッションを作ることは長くお洒落でいるためのものです。決してその場限りのものではありません。
一瞬の輝きは眩しいくらい良く見えるものです。
格好よく変わった自分の姿を見て、これなら行けると思うでしょう。
私の経験から言えば、この輝きは3日と持ちません。
例え一週間分の服しか用意していても3日間しか着こなせないでしょう。
なぜなら、どれとどれを組み合わせでいいのか混乱してしまうからです。
あとはファッションを変えるために、今までの服を使ってしまう。
これだと確実に元のイケてないファッションに逆戻りします。
着回しはできないこと。
一瞬の輝きに惑わされないこと。
この2つが「ファッションを作る」ことに相入れないのです。
はじめから新たなファッションをご自身で作るのが難しいならば、ファッションに長けた人に聞くなりしてファッションを作るべきです。
ファッションを作ることは共同作業の面もあります。たった一人でやることもできますが、アドバイスする相手がいる方がベターです。
ファッションを作るということがおわかり頂けましたでしょうか。
一度、ファッションを変えるという概念を捨ててみてください。
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