湿気を含んだ空気が熱を持ってきました。雨でも晴れでも不快指数は高止まり。
こんな季節にどんな装いで望めばいいのでしょか。
装いだけに限らず、衣類の洗濯物の心配までもするような。
本当にこの時期の着るものは困りものです。スーツで着たくても、汗をかくことや匂いが気になって着れない。
炎天下でのスーツ姿を想像しただけで滅入る。
そこで考え出されたのが、いわゆるクールビズのスタイルです。
しかし、このクールビズ、これと言った明確な装い方を定義しているというわけでもなく、どちらかと言えば寸足らず。
如何様にも解釈できるもの。
曖昧なままのクールビズでは変なファッションになっても致し方ない。
ここでは、クールビズを再定義して、50代60代がお洒落になる着こなしを考えたいと思います。
私はつねづねジャケットを着なさいということを言ってきました。
ジャケット1枚あるだけで、ドレスアップにもカジュアルダウンにも使えて重宝しますということでした。
さて、この夏、ジャケットをどうするか?
手持ちでも持った方がいいのか、それとも?
答えはジャケットを手持ちにするとお洒落感は増すかもしれませんが、ジャケットが汗でくしゃくしゃになってしまうことでしょう。
よくシャツは下着であるから、下着のままのシャツだけの格好はおかしいと。
昔は私もこういう意固地な考えがあったのですが、今はそうは言ってられないくらい暑い。
西欧の洋装の考え方では正論です。でも、これを日本にそのままの形で取り入れることはないと思う。
国によってファッションも違ってきて当然だと思うのです。
だから、半袖シャツもOKです。
お洒落かと言われれば(?)ですが…。
ここは実用性を取ってもいいと思います。
まあ、ジャケットを持ってもそんなに汗をかかない人や逆に冷え性な人は持ってもらって結構です。
クールビズにおいて、一番大切なのは、他人に不愉快を感じさせないような着こなしをすることでしょう。