こんにちは。金子マサオです。
ファッションスタイリングの向上は、経験でセンスを上げることでした。
多くの経験で失敗を重ねながら、ファッションセンスが磨かれていきます。
というのは本当のところなのですが、実際に多くの失敗を繰り返していたら、いくらお金があっても追いつかない。
そんな悠長なことを言っていられないのが現実ですね。
どうすればいいのかと言うと、失敗を重ね多くを学んだ人を参考にすることです。
稀に(あくまで稀です)天才的なファッションセンスがある人がいます。
ファッションセンスがいいという人でも、は皆、失敗からまなんでいるのです。
あーなんでこれ買ってしまったんだろう。よく見てから買えば良かった。着ないなこの服。
私には経験上、失敗する要因は分かっています。それを取り除けば失敗の数が激減します。
①衝動買い。
一目見て惚れ込んでしまったものは、失敗する確率が大です。大体50%50%くらいで失敗します。
②サイズ違い。
これも良く吟味しないで買ってしまった結果です。私の場合は靴でした。あまりに格好よかったので、買ったはいいがサイズが小さかった。履く度に足が痛くなってました。
③店で見た印象と持ち帰った後では印象がかなり違ってしまった。
まさにこの通りで、店頭では格好良く見えたのに…。という悲劇。
④試着、補正したのに変だった。
試着し、補正を頼んだしたまでは良かったのですが、袖丈、着丈の調整が上手くいかずに出来上がったものに満足感は得られませんでした。
こんなことを繰り返して(失敗して)今は少なくなりました。多額の授業料でしたが。
では、これらを踏まえて失敗を避けるにはどうするか?
衝動買いはやめる。なかなか出来ることではないので、まずはその場では買わずに1日気持ちを落ち着かせること。たぶん高揚しているから欲しくなる。少し待ってからもう一度見ると、あらっ、そんなに欲しかったのかな?と思うことが多い。
さらに欲しいものが無くなっていたら、縁が無かったと諦める。
サイズは試着してからよく吟味すること。特に靴は後々履くときに響くので重要なことです。
私は靴を選ぶ際に1時間はかけます。サイズが合う靴とは歩いていて痛くない。履き心地が良いなど、単に自分は前から26センチだからと言って、同じでサイズということはない。メーカーによって、形によってサイズはバラバラだということを理解しておくこと。
店頭では気持ちが高揚して服が良く見えてしまうことがあります。これも時間の経過を持って、少し頭を冷やしてあげましょう。
袖丈、着丈の長さは大切です。既成のサイズが合わなければ補正してもらいます。この時大切なのは「誰に」してもらうかです。
経験からハイブランドの補正は慎重にしましょう。ハイブランドだからと言っても完璧なことはありません。補正担当の職人さんがいればベストです。
結論として失敗しないようにする最後の手段は、目利きに見てもらうことです。
友人・知人でも構いません。またお金を払って頼むこともできます。
今、手段は沢山ありますので、自分に合ったものを選んでみてください。